基本的に浅い清流で採餌しながら上流へ進むスタイルを一番よく見かける。玉砂利のような川底、砂防ダムの付近で頻繁に見かける。たぶん砂防ダムの水の落ちる滝の裏側に入っていく事が多いので、その辺りに営巣しているのではないだろうかと思う。
今回撮影した個体の鳴き声が、ガイド本や図鑑に出ているピッピッという地鳴きではなく。ジェッ、ジェッという濁った鳴き声で走り回っていたが風邪でも引いたのだろうか?しかし囀り声は他の鳥と思うほど綺麗でしばらく聴き惚れてしまった。
今回は約30分間目の前で頻繁に動き回る姿を観察できたのだが、飛翔シーンやつがいで居るシーン、川の中のゴミ掃除?(実際は採餌行動と思われる)など数々のシーを収録できた。
ジェッ!ジェッ!と鳴きながら走り回っていたカワガラス。警戒心は非常に強いようだ。
砂防ダムの堰堤で紅葉木の葉を咥え、
ポイッ!と放り出した。
感心感心、川の掃除かと思いきや、葉の裏の川虫などを探しているようだ。
このつがいは非常に仲良く、常にあまり離れないで行動を共にしていた。
一羽が上流へ飛び去ると
直ぐに後を追って相方も飛んでいった。
時々白目になるが、これはまぶたを閉じると白くなるらしい、決してウルトラマンごっこをやっているわけではないらしい。
基本的には熊本県内であればどの清流にも居る。今まで観察した場所は、菊池渓谷、氷川上流部、東陽町奥の水無し川、球磨川本流、胸川上流、胸川・球磨川合流部、川辺川、万江川など。
これ以外、上高地、奥日光、八ヶ岳、などなど。