川幅の広い球磨川では背景に対岸の町並みを入れ込んでの撮影は比較的難しい事ではなく、避けようとしても入ってしまう場所も数箇所発見できた。現在進めているヤマセミと人間の関係についての研究にしても非常に貴重な証拠画像となっている。棲んでいる環境によって、生態も随分フレキシブルに変化しているのだろう。順応性の高さにおいて、ヤマセミは野鳥の中にあっては意外に優れた野鳥なのかもしれない。
最初のカットがこれ、勿論ピントがまだ合っていないので見苦しい意がご容赦!
AFは移動中の物体には効き難いが、幸運にもなんとかヤマセミにピンが合ってくれた。
撮影者の上空を旋回して元の方向へ戻ってく途中、羽ばたかず鳩のように滑空してくれた。
飛行中の野鳥に瞬時にカメラを向け合わせる練習は欠かさず行っているが、反射神経も鈍ってきたので、気持ちだけ追いかけてカメラは手元で動かない事が多くなってきた。精進精進!