日本の国鳥って何だか知っているだろうか?USAは白頭ワシ、英国はロビン(=ヨーロッパコマドリ)、メキシコはカラカラ、ニュージーランドはキーウイ
大学のゼミで若い人に訊くと、「鶴=タンチョウ」と「トキ=鴇」だと思っている人が圧倒的に多い。その他コウノトリ・・だとか、オナガドリ(=尾長鶏)中にはウグイス、ホトトギス、などという答えが返ってきたりする。
意外に「キジ」と答えられる人は少ない様だ。大体キジという野鳥を生で視た人がほとんどいないからだろう。
ネット上でもキジの説明にコウライキジの画像を載せたりするほどいい加減な認知度だもの。
せっかく各国の国鳥を紹介しているサイトですら、日本のキジではなく、コウライキジの画像を載せてしまうほど認識度は低いのだ。※日本のキジには首の白い部分が無い。
首都圏、関東エリアでは筆者も野生のキジを生で視ることは非常にまれだ。最近3年間では茨城の稲敷エリアで早朝ホロ打ち中のオスに出遭ったくらいだろうか?身近な多摩川にもいない訳はないが、出遭ったことは無い。
車の中に居たのだが、正面から睨まれてしまった。
いきなり羽根を広げて
ホロ打ちを始められてしまった。
しかし、聴きなしといわれるようなケーン、ケーン♪とはどうしても聴こえない。
一方こちらは熊本県の球磨川の船着き場で出遭ったキジのオス
身をかがめて歩くのがキジの生態。
キジのつがい。こうして向かい合う写真が撮れるのも球磨川ならでは・・。
キジのオス
キジのメス
しかしこの国鳥!料理して食べちまうんだから日本人は凄い!人吉には日本でたった一軒しかないキジ料理専門店「きじや」が在る。意外に美味しいのだ。もちろん料理で出て来るのは食用に別途養殖したものだ。