カケスの集団移動、これを渡りの一種と言うのか否かは別にして反響は大きい様だ。この時季、霞ヶ浦近辺では当たり前の事であれば、それはそれで面白いし、偶然今回だけなのであれば「何故だろう?」が湧いてくる。野鳥の生態はまことに面白い。
このカケスに遭遇する2時間ほど前、稲敷の葦原を歩くスピードより遅く車を進めていたところ、道脇で二羽のキジのメスに遭遇した。とっさにメスが二羽いれば傍にオスが居るに決まっていると察し、注意深くオスを探した。
2分ほど待つと、全然関係ない開けた所にポツンと朝陽を浴びたオスを発見!
車内でギリースーツをかぶり、運転席側のドアを開けてかがんで葦原に滑りこんだ。そのまま匍匐前進してチャンスをうかがった。その結果をご紹介。
最初に遭遇したメス二羽。これは道路上車の中から撮影。
ゆっくり進む車から発見した最初のオス画像。
気配を感じたのか、日陰に進むオス。
ホロ打ちの時とは違う聴こえない声で何かを叫んでいたようだ。
突然こちらに向かって羽根を開いて睨まれてしまった!
完全にこちらを認識している様だがギリースーツの効果は無いのだろうか?
しかし目線が外れてしばらくしたらホロ打ちを始めた。
人吉市郊外の農耕地ではさんざんキジを観るが、関東で至近距離遭遇は初めて。