このブログではヤマセミ以外の野鳥に関して取り立ててて珍鳥や出遭い難い迷鳥などを追い求めて取材していない。
メインのヤマセミは別として、筆者が住んでいる東京都郊外三鷹市界隈のごく身近にいる野鳥たちの生態を観察してアップしている。
したがって珍鳥をキレイに撮った自慢の画像をご紹介し、「いーなー、羨ましいなぁ」と思わせるブログとは方向性が違い、ご覧になってすぐその場所に行って観察してみたいという方に最適な役割を果たせることを喜びとしている。
ただし具体的な場所、例えば〇〇公園の東屋の前の池・・などと具体的な場所は明記しない。野鳥たちは上野動物園のように行けば必ず檻の中にいてくれるライオンとは違うのだ。うっかり此処で観ましたなどと言っても当の昔に移動してしまっている(バーダーさん達が良く言う『抜けた』)可能性の方がはるかに高いのだ。
前置きが長くなったが、今日の野川の野鳥たちはどうやらいつものヌマエビや小魚ではなくトンボのヤゴを食しているような気配を捉えたのでご紹介。
最初にいつもと違うと気が付いたのは、カワセミのペリット吐き出しを間近で撮影した時の画像。いつもは白い卵の様なペリットが茶色かったのだ。
で、?マークが付き、採餌行動を追って調べたらトンボのヤゴらしきものを食していた。
ゲエッ!と喉の奥からペリットを送り出し
口元まで押し出して
首を振って飛ばす!
飛び出たペリットが白くない!
明らかにいつもの魚を食べた証拠の白いペリットではなかった。
其処で、採餌を追ったら、獲物は魚ではなかった。
ザリガニでもなく6本の足から見てトンボのヤゴの様だった。
ダイサギの獲物も大型のヤゴだった、羽化に向けて水中で動き始めたのだろう。