2年ほど前から朝犬の散歩でやたら大きな奇麗な声で囀るガビチョウを認識していたが、今日ついに暗い並木道の路上で採餌している所に遭遇。コンデジしか持ち合わせていなかったが、何とかそれであると判る画像収録に成功した。
外来種なので野鳥関係者は忌み嫌い、図鑑になど載せないし、探鳥会の記録でも欄外に載せる程度のまま子扱いだ。しかし、鎖国時代の日本でもあるまいし、種の移動や飛来は何時あってもおかしくあるまい?
クロツラヘラサギやオオカラモズが外来種でなくソウシチョウやガビチョウ、ワカケホンセイインコが外来種で害鳥扱いされる意味が良く判らない。
原因が気象的要因でも人為的要因でも、日本に飛来して住み着いたり篭脱けで野生化してもれっきとして其処に存在しているのだから同等に扱えば良いではないかと思うのだが・・。
野鳥関係者はどうも意固地で唯我独尊的人間が多いのかもしれない。
多少鳴き声がうるさいからと害鳥扱いして、丹精込めて作る稲を食うスズメ、柿を食うメジロ、ヒヨドリ、蓮の根(=レンコン)を食うカモ類がどうして害鳥ではないのだ?
ガビチョウは富士山西側の田貫湖、奥日光東大植物園、九州の阿蘇山南側の休暇村、三鷹の野川などで撮影しているが、住宅街の小路で採餌している場面には昨日初めて遭遇した。
…という訳で、今日は地上で採餌するガビチョウ。
日光東大植物園で撮影したガビチョウ。5月頃の撮影。
昨日11月8日三鷹の住宅街にある森の小径で遭遇、実際はもっと暗い。
目の周りの白いラインが古代エジプトの人々の様だ。
採餌の様子はシロハラやアカハラによく似ていた。