あくまで数時間しか観察していない撮影者の主観なので、日頃尊敬している猛禽類医学研究所の斎藤さんの様な専門家の眼から見たのとは違う上澄み的観察で申し訳ない。だが、ただ絵になる場面だけを追ってシャッターを切っている訳ではない事をご理解頂ければ嬉しい。
これはあくまでヤマセミの観察撮影時に身に刷り込まれたくせの一種だろう。今被写体は何をしている所なのだろう?この直後どういう行動を行うだろう?を考えながらファインダーをのぞき続けているのだ。
基本的にオオワシがオジロワシの獲物を横取りする場面はあまり見られない。餌が充分にある場合は特に。しかし朝の食事時間も終わりに近づくとオオワシがオジロワシを追いかける場面が時々発生する。
この場面は、単にオジロワシが餌を獲って戻る所を横取り狙いで追いかけたのか、横取りされた餌を奪い返そうとしているのかは不明。
鳥類独特の空中アップ・サイド・ダウンの図で争奪中のオオワシ(上)とオジロワシ(下)
結局空中戦を制し咥え捕ったオオワシが戻る場面。
オジロワシも一応追うが、この後ドンドン離されてしまった。
雪の中の撮影だったが、撮れてよかった。
スピードに乗ると雪の中オオワシは意外に速いようだ。