2019年10月1日火曜日

団塊世代が3人集まるとこうなるのだ。When three baby-boomer old boys meet and talk, It will be funny time.

 昨日のコンデジ・モノクロ写真に興味を持たれた方が意外に多くて驚いた。自分はまだパソコンもデジカメは使えずフィルムなので、ちょっと安心したという方もいらしたが、「とんでもない!この手の被写体はフィルムで撮るのが本来です!私も昔のキャノンF1を引っ張り出してボタン電池替えた所です。」」と返事申し上げた。

 こうして団塊世代の繋がりが出来て行くのが面白い。

 つい数日前、日曜日の早朝、芝居の世界で大活躍中の団塊世代三役者の座談会がフジテレビの「ボクらの時代」で放映されていた。佐藤B作(劇団東京ヴォードヴィルショー主宰)、三宅裕司(劇団スーパー・エキセントリック・シアター主宰)、柄本明(劇団東京乾電池主宰)の3名だ。佐藤B作が1949年2月生まれ、柄本明が1948年11月生まれ、三宅裕司が1951年5月生まれの団塊世代だ。
ただでさえ面白いこの3人の話、是非再放送して欲しい。

1973年立ち上げの劇団東京ヴォードヴィルショー主宰・佐藤B作。

1975年頃の佐藤B作さん。「海賊船P」の番組進行中、司会の途中で行き詰ると「~~ア~ア~ガンガン!」と困って頭を叩くギャグでケジメをつけていた。

カミさんの話がメチャクチャおかしい三宅裕司。「カミさんの友達が数名自宅に集まって居間にいた時、寝ぼけ眼で二階から降りて来た俺(三宅裕司自身)を指差してカミさんが『あそこが立っているのが旦那です』だって言うんだよ!もう、「に」と「が」じゃ全然違うだろう?何だかなぁ?」などと笑わせっぱなし。

筆者に一番歳が近い柄本明 江戸時代の黒幕役などで最高の味を出す。何と!かって「ひらけ!ポンキッキ」のお兄さんをやっていたという。

 もう、この3人は一人でもメチャクチャ面白いのに、三人集まって盛り上がった日には、暫く他の番組を見る気がしない・・・という感じだった。特に佐藤B作は筆者もかってテレビで同席した事があった。

 1975年頃、筆者がVANという石津謙介社長率いる東京青山のファッション・メーカーの宣伝部・販売促進課に居た頃の話だ。

 当時まだUHF局と言われていたテレビ神奈川(=TVK)で深夜に近い時間帯に放送していたライブ番組「海賊船P」という番組の司会者をやっていたのが、1973年に「劇団東京ヴォードヴィルショー」を立ち上げたばかりの佐藤B作だった。

 何かのご縁で、筆者はこの番組に出ろと言われ出演したのだ。同席者はあのワイルドワンズの鳥塚しげきさんともう一人背の高いフォーク界の人だった。
 訳も判らずあっという間のライブ放送だったが、その時担当をしていた尾崎紅子という綺麗な女性がその後TVKの現エグゼクティブ・プロデューサーでご活躍中とか聞いて嬉しくなった。
「海賊船P」の現場、左端が佐藤B作さん、右端筆者、左から2人目手の影がワイルドワンズの鳥塚しげきさん。

 ・・・という訳で、団塊世代が三人集まると「別世界」の面白さが生まれるという話。