その他、佐賀のカササギだとか、ツクシガモだとか、たまに一羽、関東や中部で観られる事があってもほとんどは九州での観察だろう。
例の北海道のオオワシにしてもオジロワシにしても単体だけ取り上げれば涸沼でも琵琶湖でも記録はある。しかしほとんどは道東に集中している。自然に「絶対」は無いのだ。何事にも例外が在るしへそ曲がりは人間にだっているだろう?
で、このツリスガラ、観察していていつも思うのだが、顔のおでこに穴が開いているのは一体なぜなのだろう?
最初にこれを撮影した際、喧嘩でダメージを受けた個体だとばっかり思っていたが大間違いだった。
自然物に置いて意味のない形状はあり得ないので、多分何か理由が在って顔の真ん中おでこに穴が開いているのだろうと思う。
このツリスガラを探すのは簡単だ。葦原へ行って車のエンジンを止めて耳を澄まし、パキパキ音がしたらこのツリスガラもしくはオオジュリンの群れが居ると思って良い。
理由は幾度かこのブログでもレポートした通り、葦の幹に巣食うカイガラムシや蜘蛛の卵などを採餌する為。
このおでこに開いた穴が何を意味するのかが不思議。
葦の幹を割って虫を探す・・。
やっぱり気になるおでこの穴!
関東ではまずお目に掛かれないので是非九州でお逢いしましょう!