動物の中で、唯一道具(衣類・冷暖房施設)を使って気温調整が出来る生き物が人間なのに、最近の都会の人間は自然界の変化に身一つでは対応できなくなってしまった様だ。
梅雨入りを間近に控えた関東では、巣立ちを控えたムクドリ、スズメなどが最終段階の給餌活動で朝早くから住宅街の上を飛び回っている。
そんな中、同じく巣立ち前のヒナを養育中のヤマセミは、梅雨入り前の早朝に限って文字通り羽根を伸ばして広い川幅の球磨川流域を高速で飛び回る。早朝、日の出からほんの1時間未満の間だけ。
今日の画像はそういうヤマセミの伸び伸びとした飛翔画像をご紹介。すべて別の場所で撮影したもの。
対岸の樹林帯を越えて朝陽が当たる部分にヤマセミが入ると、もろ逆光に成るが慣れればそれなりに対応はできる。