まず最初は、ヤマセミが他の野鳥たちとどういう感じで普段接しているか、その実態をお届けしようと思う。日常、野鳥同士でも余計なトラブルは起こしたくないので、それぞれの生活を邪魔したり干渉したりしないと思ってはいるが、其処は野鳥にも全く感情が無いわけでも無かろう、意地悪したり、あまり傍に寄るな!という怒りを表すことがあるようだ。
本来のヤマセミの生態観察以外で、色々な他の野鳥とのすれ違いなど面白いと思われるシーンをお届けしようと思う。
カモ類とヤマセミは採餌においてバッティングする事は無いので、お互いの頭上を通過し合う事でトラブルが起きたりはしない。
同じ水域で生活し合う仲。その存在をお互い見切っているのだろう。
岩で休むマガモのつがいの横を抜けて行くヤマセミ。
わざわざ広い球磨川のど真ん中に居るカルガモめがけて行くヤマセミ。カルガモはちょっとひるんで「わざわざ、こんな広い所でこっちへ来るこたぁ無いだろう?」と言った様な気がした。
羽根休めを一緒にするカルガモとヤマセミ、川辺川。
岩の上で羽根休め中のヤマセミつがいとマガモ。
カモ達の上を飛び行くヤマセミ。
カワウに突進するヤマセミ。
真横を平気で抜けて行くヤマセミ。カワウも全然、微動だにしない。