幼鳥は巣立ち後2週間ほどは親の給餌を待ち、自ら採餌する事は無いが、3週目に入る頃から自らダイブして川底の木の葉などを咥えて戻って来るようになる・・・・と言うのは、ヤマセミの観察をされた方の記録や図鑑などに明記されているからご存知の方も多いだろう。
しかし、それらを裏付ける証拠画像は木の葉を咥えたたった1枚の写真であったりして偶然撮れた1枚だったりすることが多い。
現に、人吉界隈でヤマセミを観察していると、成鳥でも時たま川底から木の葉を咥えて戻ってきたりするのだ。木の葉ゲットの仕草は幼鳥だけとは限らない現実が在るのだ。
今日の画像は、岩の上からジャンピングダイブして球磨川に潜り、木の葉を咥えて上がって来るヤマセミ幼鳥一連のシークエンスを連続写真でご紹介する。
単に野鳥の写真展に応募するならこれが良いかもしれないが・・・。
上がってきた嘴に木の葉が咥えられている事が重要なのだ!
この木の葉を岩の上で叩き付ける仕草はいずれまた・・・。
おまけ・・・。
今日、嬉しい知らせが届いた。今年1月末に自費出版した写真集「人吉市の山翡翠」が2017年度日本自費出版文化賞で入選を頂いたという事だ。
これで、「江津湖の野鳥・2013年度」「川辺川・球磨川流域の山翡翠・2014年度」「団塊世代のヤマセミ狂い外伝・2015年度(2部門で受賞)」に続いて4冊連続で全て入選したという事だ。これ以上の励みは無い、是非今後へ繋げたいと思う。
日本自費出版文化賞= http://www.jsjapan.net/jssyonews20.html
※昨年2016年度は自分の出版物は無かったので応募しなかった。