今でこそ一般的にはカー・オーディオ(昔はカーラジオ・カーステレオと言った)でくらいしか聴かなくなったAMラジオだが、団塊世代は目と耳と手を同時に奪われるTV放送より、AMやFMラジオの放送を重用する人が今でも多い。筆者もどちらかというと1日8時間以上パソコン作業そするせいか、3Dステレオで重低音を含む良い音でインターネットラジオを聴きながら作業をしている。
時には海外のBBCのヒットパレードだったり、オールディズ専門チャンネル、あるいはニューヨークのJAZZ専門チャンネルだったりしている。カセットテープ全盛期にハワイに行く都度収録(エアーチェックと言ったなあ)してきたホノルルのKIKI(ケイアイケイアイと呼ぶ)を幾度も返して聴いている。1982年~87年頃盛んに録音してきたので、流れる曲はプリテンダーズやTOTOだったり、バングルズやChicagoだったり、ダリルホール&ジョンオーツ、オリビア・ニュートン・ジョンだったり、867-5309/ジェニーなどという電話番号の歌だったりする。今となっては既にオールディズだ。
今回、人吉でヤマセミを観察・撮影している時に、師匠の古江さんに誘われてRKKラジオ熊本の番組にちょこっと出させて頂いた。3時間ほどのインタビューで好き勝手にしゃべった内容を、ものの見事にスタジオで収録したかのごとく構成しまとめてしまうプロの技に驚愕させられた。筆者が喋った記憶の無い様な雑談レベルまで如何にも筋が通っている様に聴こえるのは番組作りのプロによるマジックに違いない。
今回の3回の放送では、まるで筆者が人吉市の鳥にヤマセミが採用された一連の運動に相当サポートしたように思いっきり「ヨイショ!」をして頂いているが、実際は側面からほんの少し支援・お手伝いをしただけで、あくまで中心的に動かれたのは人吉市の古江さん・辻先生(辻医院・院長)始め、八代市の野鳥愛好会主宰・高野茂樹博士ほか野鳥愛好者の方々、そうして地元に深く密着している人吉市・熊本県の行政の方々のコラボレーションで大願成就したというのが実際の話だ。勿論JR九州の方々のバックアップも忘れてはいけない。
個人的には、自分のヤマセミ研究並びに写真集自費出版とインターネットによる毎日更新のヤマセミ・ブログの情報発信効果、そのブログ告知に使用しているSNS(Twitter+Facebook)の立体的な相乗効果が具体的な良い結果を生み出せたことに大変満足している。更に今回の4大媒体の一つラジオでの番組放送により熊本県の人吉市のヤマセミがこれだけ多くの方に認識され、広まった事にこの上ない喜びを感じている。
7~8年前卒業した広告代理店勤務中に、これだけの効果が実感・手ごたえとして感じられた仕事は無かっただけに、ラジオの威力を改めて感じた次第。此処で改めて本来熊本県でしか聴けないAM放送のRKKラジオ熊本を全国何処でも聴けるインターネットサイト「ラジコ」をご紹介したい。このサイトでプレミアム登録(月額350円)で毎日RKKラジオ熊本を聴けるのだ、熊本県出身者で県外で生活・活動されている方には是非お勧めだ。
http://radiko.jp/#!/areafree
今回の3回にも渡る放送を聴く方に、音声に加え、速攻・即席でつたない方法だが筆者パソコンモニターに出した関連画像や資料を写してYoutubeにアップしたのでご覧頂ければ幸いだ。
9月2日放送
https://www.youtube.com/watch?v=bTy77HQcvaM
9月9日放送
https://www.youtube.com/watch?v=QAz2HKPkEos&t=1104s
9月16日放送(緊急台風情報で一部欠落)
https://www.youtube.com/watch?v=dTQMdFUpipA