このペリットは他の野鳥でも出すのを目撃している。画像で収録されているのは、ジョウビタキ、イソヒヨドリなどだが、意外に今までヤマセミと同族のカワセミの記録が今までなかった。
それが今日偶然、武蔵野の野川流域で撮影出来た。撮影中は何度も大口を開けていたので、ひょっとしてと思い、それらしき時には連写して置いたがファインダーをのぞいた限りではペリットが下に落ちたのは判らなかった。
家のデスクに戻って画像を見て驚いた!なんとカワセミはなかなか出てこないペリットを首を振って、吹き飛ばしていたのだ!
ヤマセミがペリットを出す際と同じ仕草で、喉の奥に在る丸い卵状のペリットを吐き出そうとしている。この個体の場合茶色っぽいペリットの様だ。餌が小魚よりモエビや水生昆虫の方が多い事を示している。
ペリットが落ちてこない、ゲーッとなったまま顔を上げて・・・。
やにわに首を振った!
そうしたら卵状の茶色いペリットは吹き飛ばされて、カワセミの頭の後ろに吹き飛んだのが見える。上の画像と比べればお判りだろう。
飛ばされたペリットは画像右下の署名のすぐ上に落ちて行っている。