2014年7月15日火曜日

ホオアカの生育分布が最近広がっているようだ。  The distribution of the gray-headed bunting seems to spread recently.

 ホオアカと言う野鳥を一番最初に視たのは信州霧ケ峰の八島湿原だった。その後奥日光戦場ヶ原、尾瀬湿原などで結構視受けられて、意外に数が多い野鳥なのかと思ったらどうやらそうでもなかったようで、何処かしこに居るという訳ではなさそうだ。ホオジロ科でありながらホオジロの百分の一も居ない勘定らしい。日本野鳥の会の(野鳥を楽しむサイト)BIRD FANにも九州などでは福岡県で撮影された投稿しかない。

 しかし先々月人吉の奥の錦町でツクシイバラ(筑紫薔薇)の群生地に普通のホオジロとちょっと異なった鳴き声のホオジロが居るなと思ったら、ホオアカだった。あまり九州南部ではお目に掛かれない野鳥だと言うが本当だろうか?5~7月の繁殖期には縄張り誇示の囀りや口一杯餌を頬張った姿を観る事が出来る。今日の画像は信州八島湿原と群馬・栃木・福島の県境、尾瀬ヶ原のホオアカ。
餌を頬張ったホオアカ 霧ケ峰八島湿原での撮影

縄張り誇示のホオアカ 霧ケ峰八島湿原

同上 霧ケ峰八島湿原

周りに何もない草原で囀り中のホオアカ 尾瀬湿原

こちらは採餌中の尾瀬のホオアカ

やはり尾瀬の早朝飛翔中のホオアカ