2014年7月22日火曜日

ウトウという海鳥は空飛ぶゴンズイ? I took several photos of Rhinoceros Auklet at south side of Nemuro Hokkaido.

 今日は落石漁港からネイチャークルーズ初日!海霧が次々に南風に乗って押し寄せてくる中、大きなうねりを越えて沖合に出た。カニ漁、コンブ漁、イカ漁などで年収数千万円の漁師さんが沢山居るらしい落石漁港で野鳥観察中心に船を出してくれる漁師さんは6~7名だそうだ。
 しかし、岸からでは視る事が出来ない海鳥の生態観察にはこのネイチャークルーズは非常にありがたい。今日は沖縄の沖の台風のうねりが入って来て沖合では結構なうねりになっていた。その昔ウインドサーフィン現役時代は台風が来ると「風邪でお休み」と届けてウインドで強風の中沖に出ていたのが懐かしくなるうねりだった。

 野鳥から話が飛んでしまったが、とりあえずウトウ、ケイマフリ、エトピリカ、など主だった海鳥は皆視る事が出来た。しかし昨日まではより圧倒的に数も種類も少ないそうだ。今日はまずウトウから。これは鵜とは何の関係もなく、「ウトー」と発音する。

 見るからに北国の海鳥で本州中部や九州ではまずお目にかかれない。水深20mまで潜れるとか、潜水能力に長けた海鳥だそうだ。ペンギンみたいなものだろうか?
赤いくちばしの根元の突起は飾り羽で夏にだけ現れるとの事。

10羽~15羽程度の群れで居ることが多いようだ。

顔だけ見ると魚のゴンズイに似て居るような気がした。

穏やかなように見えるだろうが、実はうねりが凄くてどこかにつかまっていないと大変。

飛んでいる姿はゴンズイに羽が生えたような、スズメ蛾の様な気もする。

動体に比べて羽根が小さいような気もする。

群れで飛ぶ姿は結構綺麗。2時間半のクルーズ中こういう跳び方に3~4回出遭った。