武蔵野でもそろそろ冬鳥のジョウビタキがあちこちで見かけられるようになって来た。この鳥程オスとメスの雰囲気が異なる種もあまり無いと思う。キビタキやオオルリはもちろんの事、キジやオシドリも確かにオスとメスのカラーリング、雰囲気が違うのだが、このジョウビタキだけはオスとメスの体型や大きさまで異なって見えてしまうので驚かされる。何故かオスの銀色の頭は全体を細長く見せている、実際長いのか?メスは何だかずんぐりむっくりして見えてしまうのは私だけだろうか?
武蔵野のミッション系大学構内には冬季沢山のジョウビタキが飛来する。特にメスの方は地上に降りて盛んに木の実等を食している。ヤマガラに似て人の傍まで寄って来ることが多い。オスの頭の部分は白と表記する文献もあるがどう見ても銀色に見える。日本で観られる野鳥の中では数少ないメタリックカラーの野鳥だと思うのだが如何だろう?
ジョウビタキの画像は割に数多く撮影しているが飛翔中の画像は今日ご紹介のモノだけで今後狙いを定めて撮影したいと考えている。今日の画像は今年2013年2月28日人吉市内の球磨川左岸、人吉橋下流でのモノ。
弾丸ロケットの様だが水面から1mも無い高さを飛んでいた。
ちょうど真横からの撮影になってしまったため、羽根の広がりを表現できなかった。
飛翔の雰囲気はセキレイ系と似ているような気がした。
ブレーキを掛けて葦原にゆっくりと消えて行った。