日曜日スペシャルの昆虫版第2弾。今回の人吉撮影行で生まれて初めて視た紅トンボ。絶対に人工物か意図的に作ったトンボだろうと思ったが、南九州には沢山居るという。今まで4年間来ていて何故気が付かなかったのだろう。たぶんヤマセミにばかり集中していて他に目が行かなかったのだろう。
蝶でもなかなか他では見られない種が身近に観られて楽しい。今後は更に余裕を持って昆虫類、植物類を撮影しようと思った。
この赤いトンボはその名も「ベニトンボ」♂外来の土着型。
球磨川の河原に沢山発生していて一か所に集中するようだ。
タイワンツバメシジミ♂の公算が高い。裏面を観なければ普通のツバメシジミと区別がつきにくい。
この種も最近数が減ってきているそうだ。
小さいながら極めて日本的で人気の蝶だ。
これは「ウラギンシジミ」の秋型♂メスは赤い部分が灰青色なので区別しやすい。しかしなかなか開いて留まってくれないので表の赤っぽい綺麗な面が見えないのが残念。
球磨川支流の土手に広がるマウント系の葛の葉に良く留まる。
キタテハの秋型♀の様だが、夏型と違ってカクカクしている。
球磨川本流土手で撮影したメスグロヒョウモンの♀この蝶は炎天下を嫌い真夏は活動を停止して冬眠ならぬ夏眠をするらしい。幼虫の毛虫は野生のスミレを食べて育つとの事。この個体もそうだがなんとなく薄汚れていて割れる直前のシャボン玉のような儚い色合いで侘しさが漂う。