Main target was Crested kingfisher, but only few people could find this wild birds.
人吉地区の秋の探鳥会は例年11月23日の勤労感謝の近辺で開催されてきた。毎回参加者も多く、人気の探鳥会だったが、今年はいつになく霧が深いのと、気温が早く低くなったため参加人数は例年程ではなかった。今まで3回参加してきたが、いずれも東京からの旅行客としての飛び入り参加だった。しかし今年からは日本野鳥の会熊本県支部の会員として参加。チェックリストを頂いてリストに出ている野鳥が何羽確認できたか記入する。
これで4回目の参加になるが、幹事の方は事前準備が大変だろうと思う。天候にも左右されがちな探鳥会だが、今まで人吉地区は結構天候には恵まれているようだ。温泉町在住の祝 幸恵さんなどは、ご自宅の家の屋根の上をヤマセミが鳴きながら飛んでいくという信じられない環境に住んでおられる。「ヤマセミを視たい!」というテーマのこの探鳥会の幹事は、いざヤマセミが飛んだとなっても慌てて自分がそれに夢中になって探鳥会がそっちのけになっては困る・・・・の意味からすれば妥当なことかもしれない。
しかし、今日この祝さんと集合前にヤマセミに関しての情報交換をした中で、慣れると向こうから寄ってくる・・・の話をお聞きしたときに「してやったり!」と大きな喜びを感じた。私以外にも慣れた個体ならこちらを認識してくれて寄ってくる事が有る・・というのは、私に寄ってきて糞をするヤマセミの件をこのブログに掲載した生態と同じなので、実証できた意味で大変嬉しかったのだ。
この件は改めて後日このブログと本編で述べたい。今日の画像はこの探鳥会の模様と視た野鳥のほんの一部の画像を掲載。明日の人吉は雨なので画像は無いかもしれない。その場合は今日までの中からとっておきを掲載したい。
集合の午前9時はまだ濃い霧の中、気温も早朝は0.5度とか?11月というのに既に人吉は真冬。
同好の志が集まるとたちまち機材などの情報交換。何が良いだろう?話題の新商品の使い心地は?機材で迷っているのだが、何が良いと思う?結構真剣な検討会だ。決してどこかのアマチュアカメラマンの集まりのように、高価な機材や撮影した珍しい野鳥の画像自慢の仕合などではない。そういう所は熊本県野鳥の会の探鳥会は非常に良い空気で、安心して参加できた。
スタートは集合場所から・・・。
後半には球磨川を行く球磨川下りの観光船7艘に向かって皆で手を振った。船上の観光客も手を振り返して、人吉ならではののどかな風景だった。ここからは今日の探鳥会の最中に撮影した画像。
探鳥エリアの100m区域外だったが、ヤマセミの採餌シーン起承転結をすべて収めることが出来た。
カワセミも3羽確認された。
左2羽がイカルチドリ、右の後ろ姿はイソシギ。
タヒバリかビンズイか皆で確認してビンズイと判明、少しビンズイにしては黄色っぽくピンクの脚が綺麗だった。3羽まとまって行動していた。
4羽編成のヒドリガモ。
これも探鳥区域外から逆光でダイサギとコサギの乱舞、思い思い勝手な行動がまた面白い。