大自然の生き物の営みにはいつも驚かされるが、今日は本当に驚いた!
庭でやたら野鳥のヒナの声がシーシー♪シーシー♪するので、いつも巣立つ5月のゴールデンウイークでもあるまいに一体何だろう?と思って今年は繁殖の無かった我家の庭木の巣箱を見たら、せっせとシジュウカラの親鳥が餌を運びつつ糞を捨てに往復しているではないか?
これにはぶったまげた。
今年は5月の巣立ちというか、シジュウカラの繁殖が無かったので、すっかりそういう事は忘れていたのが、昨日6月11日の段階であと4~5日で巣立ちを迎えそうな気配なのだ。
シジュウカラの巣立ちは5月上旬と決めつけていた己の不勉強に恥じ入ってしまった。
親鳥の往復の頻度からして、間違いなくヒナも5~6羽以上は入っている気がする。最高気温が30度を超す真夏日に近いというのに・・・。
5年前に樹に掛けた巣箱は底の部分に5カ所丸い穴を開け、屋根部分と壁部分の間を5㎜程明けて空気が流れやすくしてある。これが巣箱内が蒸れないでなおかつ雨は完全にしのげるという点で居心地が良いのかもしれない。
その穴や隙間からは蛇は入れないし、樹自体もすべすべの樹でなおかつ枯れてしまったのでアオダイショウも人家の庭のど真ん中に生えている樹に垂直に登るのは苦労するのではないだろか?
青天の霹靂(へきれき)とはこういう事だろう。アカショウビンにしろ二番子繁殖にしろ今年は野鳥ニュースが多くて楽しい。
慌てて撮ったし、邪魔しないように1回の巣穴入りで撮影を止めたので
ピントが甘いがご容赦願いたい
ピストン輸送で糞を捨てに行く
巣穴往復頻度からすると巣立ちは数日の間と思われるが、残念ながら去年の様に張り付けない。筆者もやる事がたまっていて8月までの2か月間はじっくり観察している時間が無いのだ。
給餌する餌を咥えてエゴノキで様子を伺う親鳥
隣りの大学構内から巣箱の雛へ警戒した声で合図を送る親
撮影者も気にはしているが、一応大家だからなぁ・・・。
今年はものすごく巣箱の下を警戒している。蛇かネコか?昨年までと違って巣箱の掛かっている樹が枯れたので葉がないから無防備と思って用心しているのかも。
昨年の様子=ご参考
2020年の様子=ご参考 いずれも同じ巣箱だ