TVの東京紅葉情報で必ず出てくるのが、明治神宮絵画館前のイチョウ並木。外苑地区再開発計画でこのイチョウ並木を切り倒すか否かで大揉めに揉めているようだが、こんなに良い風景を破壊するような人間がいるのであれば日本はおしまいだろう?
「保育所落ちた、日本死ね!」どころの騒ぎではないはずだ。文科省など存在価値はない。
一応毎年この紅葉時期にはコンデジ片手にここを通過することにしている。必ず一人で行く。ここを通過する際、人それぞれ被写体の見方が違うからだ。
社会人になって最初に勤めた企業がアパレル関係だったせいか、文化風俗・ファッションに非常に興味があり、黄色い葉っぱより人間ウォッチングの方が面白い。毎年そういった被写体にシャッターを押し続けている。
今年のテーマはコロナ規制が緩んで押し寄せた外人観光客、それにスマホで撮影する人々のしぐさ。
今やこの界隈ではデジタル一眼レフの高いカメラをもって撮影する人は完全に浮いてしまっており、スマホが当たり前の先取り地帯になっている。いずれ日本全体がこうなるに違いない。
ちなみに絵画館前のイチョウは今が盛りで、この先は地面に積もって滑りやすくなるはず。今週末日曜日は雨の予報、足腰不如意の方々は気を付けねば。
青山通り246側からの風景
反対側、絵画館側からの風景
両サイドのイチョウのトンネルのそぞろ歩き、
アジアからの観光客、東南アジアにはイチョウの木は無いらしい。
渋谷のハロウィンのノリのまま切り替え出来ずに来てしまったのか?
撮影者たちは周りには目もくれない
スマホの撮り合いもあちこちで
完全に異次元の世界に入っている
ロンドンのダブルデッカーなんか通ったりして「此処は何処?」
中には早くも散り始めの樹も・・。落ちてるイチョウの葉をまとめて投げただけ!