2021年8月19日木曜日

超大物をゲットしたヤマセミの奮闘! The struggle of the crested kingfisher who got the super big game!

  突然宝くじが当たったり、予測もしなかったボーナスが出たりすれば有頂天になるのは誰でも同じだろう?ヤマセミもそうらしい。

 ヤマセミを観察していて超大物と言われるほどの獲物をゲットした画像は5回ほどある。球磨川本流で4回、川辺川で1回。さすがにそれ以外の支流ではそう大きな獲物は居ないようだ。

 球磨川本流は殆どがアユ。川辺川と本流の1回づつはナマズだった。

 今回のは中でも大きい方に属する収穫。気が付いたときは水から上がってこちらに向かって獲物を見せびらかしている所だった。

 とにかく岩に獲物を打ち付け、叩いて叩いて骨をグニャグニャにして飲み込んだが、いつまでもくちばしから獲物の尻尾が見え続けていたほど。全ての様子が終わって飛び立つまで画像データで視る限り8分以上かかっている。

 ヤマセミは普通安全が確保されたいつものお気に入りの羽休めの場所で、お供え餅のように動かない場合、長い時は1時間以上同じ場所にとどまっているが、獲物を捕らえて360度見回せる防備が難しい場所で10分も「食事作業」を続けるのは非常に珍しい。

ダイブ採餌の瞬間から撮影したかった。


この段階では吞み込めまい・・と思った。


ヤマセミの体に対する大きさが判ろう。




この状態でその場で一周ぐるりとした。

このままジーッと数分間動かなかった。ボー然としていたのだろうか?