昨日、今年の全英オープンを制した渋野日向子選手が国内年間獲得賞金総額¥160,189,665の鈴木愛選手に約76万円弱の差で追いつけず、賞金女王を逃した!とメディアは盛んに報道しているが、良くプロゴルフの世界を知っている人々は、誰もそんなもの認めていない。
この賞金女王のランキングはあくまで国内戦だけの結果で、渋野日向子選手は全英オープンの賞金を加えると2億2500万円超えで、事実上はぶっちぎり女王なのだ。
だから、賞金女王を逃した記者会見でも、彼女は全然悔しさを感じない・・と極めて明るい対応だった。
しかし、日本という国はどうしても国内の組織・範疇だけで物事を評価しようとする「村社会」的な雰囲気が強い。文化勲章にノミネートもされていなかった人がノーベル賞を受賞したりすると、慌てて文化勲章を授与したりする。自国の価値ある人間の正しい調査・認識・判断を出来ない各評価組織上層部にあきれるばかりだ。
話を本題に戻そう。
最近特に明治神宮への外国観光客の参拝が増えているようだ。令和天皇陛下の即位諸行事などで、日本古来・独特のエキゾチックな佇まいが受けているようだ。
勿論日本人も多いが、土煙を上げて大きなスーツケースをコロコロ曳いて歩くアジアの女性たちの数は相当なものだ。
そういう観光客の姿が木々の間から見える位置にある神宮の内苑は野鳥の宝庫であることは、このブログでも幾度もレポートした通りだ。上野の不忍池では江戸末期からの手乗りスズメが先祖に倣って観光客の手先のパンくずを貰っているが、明治神宮ではこれがヤマガラやシジュウカラに代わる。時にはアオジまで寄ってくる。
一方で、絶対に近づいてこないのがヒヨドリやツグミの仲間だ。シロハラに至っては下手をすると声しか聴こえない。
今日はそういうごく普通の冬鳥をご紹介!
何かいる!と思ってレンズを向けたところに偶然入ってくれたツグミ!
木漏れ日の間を飛んで枝留まり。
相変わらず胸を張って凛々しい。
足元に気配を感じたらアオジ。
此処明治神宮も新宿御苑もアオジは人を恐れない。
カサカサと藪へ消えていく。
キヨッ、キヨッ、、キヨキヨッ♪と鳴くシロハラ、
この日は3度お立ち台に表れてくれた。