八代市の金剛干拓地にはその手の群れ飛ぶ野鳥が意外に多い。今日ご紹介以外でも、アトリ、タゲリ、シロチドリなどこの干拓地で観察可能だ。
中でも、球磨川河口部の鼠蔵の付近ではトビの集団、ゴイサギの集団も観察できる。トビの集団繁殖地など此処以外知らないが、そう多くは無いのではないだろうか?結構珍しいと思う。
まずはこの季節多いアオアシシギ。
水が冷たいのか一本足で立っている。
前川河口部はヒドリガモ、マガモ、カルガモなどの天国。
そんな中、本来は群れを形成するクロツラヘラサギ、ミヤコドリ、ダイシャクシギ(ホウロクかも知れない)がそれぞれ一羽づつ居た。
干拓地中央部は、もうカワラヒワの天国。
まるで真夏の蚊柱の如く群れの塊で動いている。
拡大してみると一羽一羽の飛翔フォルムが素晴らしい。
鼠蔵の裏はサギ山っぽいが今回はゴイサギの集団、ホシゴイも混じっているようだ。
何と!トビの集団・・・といっても建築現場ではない。
猛禽類のトビがこういう状態で羽を休めているのは初めて視た。