いつもの場所で辻先生の通過を待ち、お土産と人吉特産品の物々交換をして、ヤマセミ情報を頂いた。映像制作ディレクター氏のリクエストもあり、漁師の竿どまりのヤマセミ動画を収録すべく所定の場所に車を停めた。ヤマセミの竿どまりのみがリクエストなので他の動画は別用途に使用するつもり。
朝7時10分、西に位置する九州ではまだ陽は登らず、薄暗い中ヤマセミの声がすぐそばで聴こえた。しかしとうとう漁師の竿には留まらず葉の落ちた栴檀の木に庭のヤマセミつがいがこちらに尻を向けて留まっているではないか!
お願いだから竿においでよ・・・とはいうものの15分ほど栴檀に留まったまま散歩の人に気づいて下流へ飛び去ってしまった。残念ながらどうもこのつがいは竿には留まらないようだ。一応動画は撮れているがなんとも後ろ姿では・・・。
朝、日の出前のヤマセミつがい、球磨川本流。
球磨川本流の橋の橋脚に陣取り採餌。この後大物をゲット!飲み込むさま~食事後の身づくろいダイブまで収録できたが、遠くて画像が良くない。デジタルズームはとんでもなく画像が劣化するようだ。
午後、球磨川本流。
さらに1時過ぎ、別の個体。
鋼鉄製の水位計へ移動、洪水のゴミが沢山たまった水位計。
まだ濡れた土手に陣取るもう一羽。
二羽そろって対岸へ。
夕方4時ころ、離れた岩にカワセミも、人吉ならではのシーン。
栴檀の実に囲まれて孤高の一羽。
一日のうち2時間以上ヤマセミと一緒というのは、人吉でもなかなか無い事だ。動画を40GB分収録するついでの静止画。忙しい。古希の身に鞭打って10時間の野外活動はちと堪える。明日はさらに慣れない初心者がビデオカメラを回すことになろう。