筆者の場合はフィルム時代のまま、あまりに原始的でお粗末なので、どういう撮り方をするか恥ずかしくて、とても公表できない。勿論AFは絶対に使用するが、殆どシャッタースピードと絞りはマニュアルでその場の状況で設定する。撮影条件があまりに激しく変わるうえ、基本的に機械やシステムを信頼していないというか、自分をそのメカニズムに合わせる事が出来ない。要は不器用なのだ。
ヤマセミの生態を観察し、画像データで残すためには「ある生態の一瞬!」を何らかの形で記録に納めなければならない。道具は高価なデジタル一眼レフでもコンデジでも何でも良いのだ。その状態さえ記録できて証拠画像が残れば良いのだ。
だから、滅多に三脚にカメラを取り付ける事は無い。人吉へ行く際は必ず三脚を持ってはいくが、使用するのは極まれ。一度も使用しない事も結構ある。
そういう状況下で、2年前の10月のヤマセミを追った画像をご紹介。
朝、通学の小学生の真下で餌を狙うヤマセミ。
スマホを操作する運転手を背景に餌を狙うヤマセミ。
今は営業を終了した国民宿舎くまがわ荘の掃除に見入るヤマセミ。
これこそ最も人吉のヤマセミらしい風景かもしれない。
職員が何かに驚いて悲鳴を上げても全然動じないヤマセミ。
架線からダイブして獲れた獲物は30cm級?
獲物が大きすぎて飲み込むのに15分以上かかっていた。
大物をゲットして食べたばかりで、また小さな獲物を咥えていた。