2018年10月17日水曜日

ファインダー越しに観た人吉で街に溶け込んだヤマセミの佇まい。I observed Crested kingfisher through finder of my camera at central area of Hitoyoshi city.

 ヤマセミの写真を撮るというと、誰しもプロの野鳥写真家さんの迫力ある綺麗な画像を目指すだろうと思う。だからこそ最高級機種を手に入れ、丹念に取扱説明書で操作を学び、きちんと撮影される事と思う。

 筆者の場合はフィルム時代のまま、あまりに原始的でお粗末なので、どういう撮り方をするか恥ずかしくて、とても公表できない。勿論AFは絶対に使用するが、殆どシャッタースピードと絞りはマニュアルでその場の状況で設定する。撮影条件があまりに激しく変わるうえ、基本的に機械やシステムを信頼していないというか、自分をそのメカニズムに合わせる事が出来ない。要は不器用なのだ。

 ヤマセミの生態を観察し、画像データで残すためには「ある生態の一瞬!」を何らかの形で記録に納めなければならない。道具は高価なデジタル一眼レフでもコンデジでも何でも良いのだ。その状態さえ記録できて証拠画像が残れば良いのだ。

 だから、滅多に三脚にカメラを取り付ける事は無い。人吉へ行く際は必ず三脚を持ってはいくが、使用するのは極まれ。一度も使用しない事も結構ある。 
 そういう状況下で、2年前の10月のヤマセミを追った画像をご紹介。

朝、通学の小学生の真下で餌を狙うヤマセミ。

スマホを操作する運転手を背景に餌を狙うヤマセミ。

今は営業を終了した国民宿舎くまがわ荘の掃除に見入るヤマセミ。

これこそ最も人吉のヤマセミらしい風景かもしれない。

職員が何かに驚いて悲鳴を上げても全然動じないヤマセミ。

架線からダイブして獲れた獲物は30cm級?


獲物が大きすぎて飲み込むのに15分以上かかっていた。


大物をゲットして食べたばかりで、また小さな獲物を咥えていた。