最初は真面目にこんな山奥にゴキブリが居るんだ!と驚いた事を覚えている。チョロチョロ樹の肌を登っていくが、決してゴジュウカラのようにした向きには降りてこない。
木の幹を動き回る野鳥としては、ゴジュウカラのほかにもキツツキ系が居る。アカゲラなどはそのまま頭を上にしたの体勢で少し降りる事はあるがキバシリはそれは無い。
撮影する際はそれを知っていれば、枝かぶりの状態でも何処まで登れば全身が綺麗に撮れるか予測できよう。その意味からすればゴジュウカラは撮影し難いかも知れない。
下へ降りる際は飛んで樹木の下部へ飛び移る。なかなか撮りにくいのだが今回3月には二度ほど撮影するチャンスが在った。
極めて目立たない地味な野鳥だが、見つけた際の喜びは非常に大きい。奥日光へ行く理由のベスト5に入るのは間違いない。
長い舌を出して採餌中
飛ぶ際の微妙な顔の向きを見逃さなければ・・・。
飛ぶ瞬間をとらえられるかもしれない。
10年目にして初めて飛ぶキバシリを横から撮れた!
奥日光エリアではこれから繁殖期の5月の連休直後が見頃かもしれない。