2018年4月20日金曜日

ウグイスの撮影に挑戦してみよう。 Let's challenge to photographing Japanese Bush Warbler.

 ウグイスは英語でJapanese Bush Warbler、もしくはJapanes Nightingaleと呼ばれており、主に日本とサハリンの一部でのみ生息する分布エリアの狭い野鳥だ。ヒヨドリと同じく外国から来るバーダーが好んでウォッチングしたがる野鳥の一種だ。

 日本各地に留鳥で居るが、春先の囀りは少しづつ違う様だ。筆者が良く行く熊本県の人吉エリアでは何と通年で囀っていたりする。もう真冬に近いという12月初旬に「ホ~ケキョ」と短めに細い声で囀っていたりする。

 本来ムシクイの仲間なので藪の中をチョロチョロしながら虫や蜘蛛を食べているようだが、南九州では寒い時期も人目に付く明るみにチョロチョロ出て来たりしている。

 したがって撮影したければ南九州へ行った方が撮影チャンスは多いと思われる。
 奥日光でも4~5月の繁殖期にはやたら囀りまくっているが、湯の湖の界隈で盛んに啼いているのを聴くことが多い。この「啼く」という漢字は主にウグイスが鳴く場合にのみ充てる字だと教わった事がある。

 奥日光では湯川沿いに水際を出たり入ったりしているのに出くわすが、木道から対岸の水際のウグイスを撮影するには少し慣れが必要かもしれない。赤沼から500m程の辺りが撮りやすいと思われるが暗いので要注意だ。 
八代市の金剛干拓でウグイス。

奥日光湯元で、画面中央下の黒い点はウグイスの糞。

人吉のウグイス。

奥日光戦場ヶ原湯川沿いのウグイス。

4月の奥日光湯元のウグイス。

同上、湯滝最上部のウグイス。

戦場ヶ原中央部の草原でウグイス。