2018年1月29日月曜日

今の雪の野川流域は野鳥に出遭い易い様だ。 It seems easy to observe wild-birds after heavy snowing at Noawa area.

 1月22日に降った大雪が武蔵野三鷹地区ではまだ融けない。都心の最低気温が34年振りに7日間連続で氷点下という状態で、日中の最高気温も一桁止まりが続いているため融けないのだ。従って野川沿いの川原土手も長靴かスノトレ+スパッツでなければ人跡未踏エリアは歩けない。

 ところが野鳥観察にはこれほど良い環境は無いのだ。理由は、まず雪で景色も野鳥の存在も非常に判り易く明るい事。同時に普段地面や枯草の裏をひっくり返して採餌している野鳥が雪の無い所でしか採餌できない為、やたら地面を徘徊する姿を見つけやすいのだ。

 アオジに至っては、遂に昨日我が足元を抜けて行った。まるで浅草、浅草寺で群れ成すハト並の接近だ。以前から明治神宮内苑のアオジは足元まで来るのは経験していたが、新宿御苑でも野川への坂道でもとうとう餌に困ったアオジが足元まで出てくるように成った。

 今年はカシラダカが少ないと聞く。野川自然観察園には毎年群れで10羽ほどが来ているが、今年はまだ2羽しか確認・撮影出来ていない。
 一方でジョウビタキの♂♀、ルリビタキの♂♀は比較的多い。マヒワをまだ観ていない。シメも此処1週間で増えてきたようだが、まだ群れてはいないようだ。一方でアオゲラ、コゲラは頻繁に毎日のように出遭う。ツグミ、ヒヨドリは例年並み。

 雪が融ける前にカメラ小脇に防寒・泥対策の履物着用で野川流域の探鳥は如何だろう?必ずニットキャップは被る事をお薦めする、低温による頭の冷えは即頭痛につながり3時間でバテる。出来ればポットに暖かい飲み物を入れて携帯すべきだろう。勿論手袋は必須。三日前ポケットに手を入れて歩いているバーダーが滑って転んでカメラを台無しにしたのを目の前で観てしまった。咥えタバコなどはもってのほかだ。









いずれも常連の野鳥たち、毎回違う出遭いがあるので癖になりそうだ。