元来人吉市内の球磨川両岸に広がるタチヤナギの林は野鳥類のパラダイス。特に旅鳥が一時的に羽を休める場所として昔から知られている。特に紅取橋近くの右岸は貴重種も飛来する広大なエリアだ。今日の撮影はその附近で夕方行ったもの。
何処にでも居る身近な種ばかりだが、一日ヤマセミを観察した後、普通の小鳥に出逢うとつくづく平和だと思う。どこか年中気を張ったような緊張感のあるヤマセミと違って心安らぐのは何故だろう?
球磨川の土手はビンズイが非常に多い様だ。
早朝、まだ明けきらない内から土手の堤防の草むらから人の気配で飛び出す。
この時期は藪からオープンエアに出てくるアオジ君。5月までは囀りながら全身を見られる。
まだ居てくれたジョウビタキのオス。
エナガはいつもの様な多くの群れではなかった。カップリングの時期なのだろうか?
頭に黄色いポイントを乗せたキクイタダキ。ここ暫くぶりのご対面だった。
針葉樹に集まるはずが、何故こんなところに?移動の途中か?