2016年4月12日火曜日

キクイタダキを全国で観察する。I observe a golden-crested wren in the whole country.

 キクイタダキという野鳥が居る。日本でも最も小さな野鳥で、頭のてっぺんに黄色いチョンチョリンが付いているのでヨーロッパでは鳥の王様と呼ばれているとか。ルクセンブルグという小国の国鳥になって居るとの記述を読んだことがある。
 一番最初に見たのは広島・安芸の宮島で、厳島神社の裏山だった。その後奥日光戦場ヶ原、京都御苑(御所の周り)、八ヶ岳、北九州・小倉北区の足立山山麓、南阿蘇野草園、人吉の球磨川沿い等で幾度も出遭った。

 とにかくじっとしていない事はなはだしい。目の前の針葉樹やモミジに居るのに撮影できない。時間ばかり掛かるが碌な画像を撮れたためしがない。

 今日はまずそんな中から珍しく大きな松の木の幹をチョロチョロ動き回っていた個体を撮影。二三度目が合ったような気もしたが、全然意に介さなかったようでいつまでもいてくれた。





此処まで松の幹をベースに木の皮の裏に居る虫を漁っているのが足立山。

こちらは奥日光湯川沿いの渓谷、木道沿いで。

盛りを過ぎた紅葉の枝で…京都御苑で。