5年ほど前、鹿児島の吹上温泉地区の旅館の大広間の窓に、やはりヤマセミが激突するので困っているとの話を女将さんに訊いた。葦簀(よしず)を立てかけるように言ったら、それ以降は突っ込んでこなくなったそうだ。そのヤマセミは激突が過ぎてくちばしの先端が欠けていた。それ以来ヤマセミは二度と姿を現さないとの事。
今回人吉での生態はつがいの二羽そろって攻撃するという珍しいケース。
この日もつがいの2羽で飛び出す場面を撮影できた。下がオス。
オスの方は直前でビビったのか旋回してしまった。
メスはそのまま一直線に加速して・・・。
ドーン!と体当たりというかくちばしから突っ込んでいる。頭蓋骨の中はキツツキなどと同じ仕組みになっているのだろうが、信じられない習性だ。この後動画や起承転結全体を撮影できた。