しかしSFファンの夢が現実になるのと同時に、筆者は恐ろしい想像をしてしまう。今まではこの全宇宙において地球以外の生命体は空想の世界の産物でしかなかった。物理的な証拠が無い為「居る可能性は皆無ではないが・・・」程度の認識で居た。だからこそ無責任な空想SFの世界が広がっていたのだ。しかし、もし火星に生物意が居る証拠が画像なりサンプル収集なりで確実になった場合どういう事になるか?
現在太陽系の惑星は水金地火木土天海の8個の惑星と1個の準惑星(=冥王星)だが、このうち2個に生命体があるという事は2/8の確率、つまり最大で惑星4個に1個生命体が居る可能性が有る事になる。惑星の衛星まで含めるとさらに確立が高まる可能性もある。
事実、木星の衛星エウロパ、土製の衛星エンケラドスなどにも非常に高い可能性があるため、人間より高度な知能か否かは別として、結構この太陽系・宇宙には結構ウジャウジャ生命体が居る事になったりする。この確率が高まる方が驚きに値すると思うのだが如何だろう?
・・・という事で、9月最後のこの1枚・ヤマセミはこれ!
川辺川に掛かる架線上でくつろぐヤマセミつがい。この胸の褐色が見事な個体(オス)は2度も繁殖中の雛を天敵青大将にやられ、波乱万丈な生き様で観察者の間でも一番人気のオス、地元の一部では愛称・川辺川太郎と呼ばれている。