野鳥達にとっては餌になる生き物などが大量に発生する時期だから繁殖しやすいのだろうし、必要な真水を得るにはどこでも可能だし、一斉に繁殖するので種族間の争いも無いのだろう。株主総会を特異日に一斉に行うのと一緒か?一方で大雨によるがけ崩れや巣の水没・流出などで繁殖失敗も起きたりするのだろう。
そんな中、いくつかの面白い風物詩をスナップ撮影出来たのでご紹介。
増水で球磨川も本流での釣りはずいぶん長い事で来ていないようだ。
しかしさすが地元の釣り師!普段は入りもしない支流の増水部分で見事に釣り上げていた。
一方、本流の増水部分、何故かプロらしき漁師さんが作業中?
観察していると、大きな保網で岸ギリギリを何度も魚を掬い上げていた。
訊いたら「濁りすくい」という漁で大雨の時期独特の漁だそうだ。増水汚濁の際は魚は川の中心部より流れが弱い岸の堤防沿いや入り江に集まるので其処を網でさらうと色々獲れるらしい。クーラー一杯獲れていた。アユなどではなくカジカやドンコ、カマツカ、ナマズの類が多い様だった。
夕方晴れた日の太陽は色々な姿を見せてくれた。沈む直前赤い帯が縦に見えた。
こちらは望遠で撮影したもの。太陽の周りに赤いリングが出来ていた、レンズのせいか?