2013年9月16日月曜日

Hawfinch is one of the most popular winter wild bird in Japan. シメは日本で最も代表的な冬の鳥。

 This bird breeds across Europe and temperate Asia. It is mainly resident in Europe, but many Asian birds migrate further south in the winter. It is a rare vagrant to the western islands of Alaska. The Hawfinch feeds primarily on hard seeds from trees, as well as fruit seeds, which it obtains with the help of its strong beak with accompanying jaw muscles.  They can also break through olive seeds. The bird is known to eat in groups, especially during the winter.

 シメは北海道や本州の中部以北で繁殖するほか、冬鳥として本州以南に渡来する。東京武蔵野の雑木林には冬に成ると3~40羽程の群れで出現する事が有るほか数羽での行動が多い様だ。熊本の江津湖でも象さん池の図書館寄りの雑木林で早朝良く見かける。

 一見頭でっかちの強面(コワモテ)だが鳴き声は耳を澄まさないと聞き逃す程。オスとメスの差は目の周りに昔テレビでやっていたローンレンジャーのような黒いアイパッチがはっきりとしているオスとそれが無い上、全体のコントラストが弱いメスの差で慣れればすぐに判る。このシメとアオバズクと眼が合ってしまうとちょっとドキッとする。魅入ると夜眠れないといった友人がいる。

 このシメの行動を見ていると餌獲りや場所位争いなのか上下関係の秩序なのか結構争いが多くて面白い。

2007年正月近隣の大学構内で30羽程の群れ。地上で盛んに木の実を食んでいた。


単独行動のシメ。傍に番(つがい)の相方がいたかもしれない。

木の洞に溜まった水の奪い合いをするシメ。左が寄って来た右を脅かしてのけぞらせたところ。漫画の様だ。
 
この強面は目の周りの隈取が理由で、メスはさほど怖さを感じない。