2022年5月23日月曜日

標高1600mの高原でノビタキのフライングキャッチを観察! I observed flying catch of the siberian stonechats on a plateau at an altitude of 1600m !

  スズメ目ヒタキ科の類はフライングキャッチの名人だ。元祖雀だって飛んでいる羽虫をフライングキャッチする。

 大自然の中で生きている雀だけでなく、三鷹の住宅街で生まれて育った雀でも小さな我が飛んでいるのを見つけ電柱をぐるっと一周して追いかけていた。愛犬の散歩中だったので持ち歩いているコンデジを取り出す時間がなく撮影はできなかったが・・・。

 5日前に訪れた信州の高原1600m、シーズン的にはまだ少し早い時期で人間を見るとすぐに逃げるが、繁殖相手へのディスプレーだろうかオスが空中を鳴きながら少し長い時間(10~15秒ほど)ぐるぐる飛び回っている。

 どちらかというとセッカのオスのディスプレーにも似ているような気がした。

 これとは別に木々のてっぺん近くで四方を見まわし、一気に飛んで反転する行動もある。これはたいがい採餌・フライングキャッチだ。

 50~500mズームを手持ちで撮影してみたが、なんとか羽虫に迫って採餌したシーンを収録できたのでご紹介。中には羽虫が写っていない場合もある。



見事ゲット!

飛び出しは左、獲物は右下。

大きく口を開けて!



こちらは獲物が見えないが、パターンは一緒。

しばらく1~2週間はこの繰り返しがみられるだろう。