2020年5月26日火曜日

雨戸の戸袋繁殖ムクドリの給餌動画を収録。 Contains a feeding video of starling breeding in a blind pockets.

 昨日、緊急事態宣言が全国的に解除された。例によって安倍晋三首相の長々ととりとめもない中身の無い発表記者会見にうんざりしながらも、一応のケジメがついた感じだ。
 しかし、相も変わらずTVの報道は身近の飲み屋や飲食店の苦労話、観光関係の苦労話ばかり。1~2か月の自粛・営業短縮で商売が成り立たなく成るような経営形態・経営者の先読み感覚では、店が上手くいかなくなったとしても全て新型コロナウイルス禍が原因では無かろう?

 メディアも、そういう飲み屋だのの客商売ばかり取材・報道せず、レナウンなど大型企業倒産によって途方に暮れている家族、大手自動車メーカーの専属下請け部品メーカーなど、他へのつぶしが効かない下町工場などの惨状を何故取材して報道しないのだ?

 一方でクラスター発生の恐れが一番多い文化祭に毛の生えたような小屋で行うライブハウスや、バー、クラブなど、あるいはそこの従業員、出演者などの苦労は大げさに取り上げるのに、クラシックのオーケストラ団員を抱えた交響楽団の苦労などは一切取材もせず報じない。日本のメディアが世界から最低評価しかもらえないのはこういったある面、偏ったイージー報道のせいだろう。

 まじめで、忖度大好きな日本人、全国的に解除に成ったからと言って、一気にパーッと羽を広げるとはとても思えない。まだどこかで誰かに指さされ、何か言われるのではないだろうかとビクビクしながら動き始めるのだろう。「赤信号、皆で渡れば怖くない!」の名セリフは現代のお日本人にも十分通用する言葉なのだろう。

 数日前にもこのブログで述べたが、SNSで寄ってたかって罵詈雑言を投稿し、世界でも人気急上昇中の女子プロレスラーを死に追い込んだバカ者達、一生心にわだかまりを背負ったまま生きていかなければならなくなった。これはどんなに悪い奴でも心に何かが残ってしまうだろう。氏素性が判らなければ何をやっても平気・・という風潮を何とか防御するシステムをハード面(発信者特定)、ソフト面(学校教育など)双方から考えるべき時期に来ていると思うが如何だろう。


 今日の野鳥は、再びムクドリの営巣状況レポート。今日は雨戸の戸袋へせっせと給餌を繰り返す生態を数時間前コンデジ手持ちで動画に収録したのでご紹介。餌を持ってくると戸袋の中の雛の声が盛んに聞こえる。音声を最大値にしてお聴きください。

https://www.youtube.com/watch?v=pmzgczIg_Fc&feature=youtu.be 

 三鷹の住宅街上空を飛び交う野鳥のほとんどが口に餌を咥えているのも、この時期ならではの風物詩なのだろう。

今朝の散歩でおぼろ朝陽を撮ったら住宅街を餌を咥えて飛ぶムクドリが入ってくれた。




この様子は上記動画に収録されている。