2020年5月31日日曜日

鳥類学者も知らないアオサギのダンス! The Grey heron dance that no ornithologist knows!

 ムクドリの営巣を観察し始めて3日が経った。親が餌を咥えて来ても巣になかなか入らず、入り口で雛を焦らしているように見えたので、すわ巣立ちか?と思って3日経ったが、相変わらず給餌を続け糞を処理している。これはいったい何なんだ?ヤマセミもそうだが親が給餌を止め餌を見せびらかすだけになって、枯渇・空腹状態にして巣立ちを促すという一般常識とは異なった行動で団塊世代の観察爺は面食らっている。

 もう3日も4Kビデオカメラを三脚にセットして道端にしゃがんで、その時を待っているのだが、通りすがりの人に「ご気分でも悪いのでは?」と親切にされる始末。ヤマセミもそうだったが巣立ちまでの観察は気力と体力の勝負だ。

 今日はこれから北関東の研究所泊まりだが、明日の朝にでも巣立ってしまったら、もう気力が失せそう!明日は午後から雨模様、野生動物はこういった天気の変化を敏感に察知して巣立ちのスケジュールをコントロールしたりするのだろうか?



 …という事で、今日の野鳥はまだ誰も知らないアオサギの素晴らしいダンス!

以前一度ブログでご紹介したが、画像が小さく、今回リクエストが溜まったので改めて少し大きくしてご紹介!

水深3mほどの淵なのだが・・。なんだか若いカップルが水遊びに来ている感じ。

フワッと水面に降りたように見えて・・。

羽ばたきながら、足が水中に入らぬよう水の上でダンスを始めた。

これがほんとに野鳥か?

見事なステップで、野鳥に対する認識をまた新たにしてしまった!

撮っているこちらがあきれ返った瞬間だった。ユニークな動物生態写真のコンテストにでも出してみようか?