そうなったら、慎重派で用心深いグループと、「さぁ、終わった終わった、もう大丈夫!」と二次ピークへの不安など意に介さないノーテンキ派の小競り合いが街中のあちこちで発生するだろう。TV・SNSなどメディア上でも医療関係者・コメンテーター含めて二派に分かれ闘いが始まるだろう。まだしばらくはうるさいことだ。
今日のヤマセミWEBブログは、此処2日まえからお届けしてきた、「トビに追われたヤマセミ」の最終回。ホバリングからのダイブでわりに大きめの餌を得たヤマセミが、それを運んでいる最中、後ろからトビの猛追を受け・・までが、昨日までだったが、今日はついに追い付かれ、獲物を放棄してしまうという自然界の弱肉強食を目の当たりにすることに成る。
岸沿いに逃げていたヤマセミが川の中央部へ大きくターンしてくれた。
向こう岸の背景が無くなる分、遠くてピンボケがひどくなっても生態の証拠画像としては、充分意味のある記録になった。
トビはだんだんヤマセミを追い詰め・・・。
‥というより、ヤマセミが放棄覚悟でタイミングを考えているのだと思う。餌を離した瞬間水中へダイブして、水中で180度逆転し反対方向へ飛び出す水遁の術を使うか否か・・・。
此処でついに餌を離した。同時に「くっそー!」というような鳴き声が聞こえたような気がした。
この瞬間、トビはヤマセミを追わず餌を離したことだけを確認し目線を離した。
ヤマセミは背後にトビを感じなかったからだろうか水中へダイブはしなかった。獲物は水切りのように水面をはねて行く。
もう、トビは完全にヤマセミが放った獲物を回収に行くだけなので余裕だ。
トビのヤマセミ獲物強奪作戦は成功した。しかしこのヤマセミ、只者ではなかった。