昨日の新型コロナウイルスに関する東京都の感染者数が前日の50名以下から160名以上に跳ね上がった。理由はいくつもあるのだろうけれど、数値が毎日安定しないのは検査方法もしくは集計時に何らかの問題があるからだろうと思う。それに加え標本数自体の絶対数が少なすぎるのではないかと訝しんでいるが、数値で一喜一憂しても始まらない。
もし今回の新型コロナウイルスが専門家の言うように接触感染+飛沫感染がほとんどであるならば、流行り始めた2月初旬のように今までの生活環境同等だった初期と、現在の状況を考えれば、その違いに驚くことだろう。
ガラガラで1両に7~8名の乗客しか居らず、空気の循環を考えて窓を開けた電車を利用し、都心で密集・密接を避けた用事を済ませ、出てから戻るまで、食事(=一人きりで)の時以外はマスクを着けっぱなしで、除菌ウエットティッシュ常備でモノに触ったら必ず除菌していれば、余程の事が無い限り感染はしないだろう。
もしそういう用心深い昼日中の外出で、他人との接近接触を一切行わないのに感染するなら、今までの50%程度ながら平日の朝夕のラッシュ時に毎日出勤して仕事して戻る百万人を超す通勤者たちの中から感染者がもっともっと出て良いはずだ。
政府もメディアも、いかにも空気中に常時コロナウイルスが浮遊しているから、外出を自粛しろと世の中を衆人お互い相互監視のような状況にしているが、論理的によく考えて行動すれば、ただ「眼に見えない恐怖」「メディア情報を鵜呑みにした恐怖」におののく必要はないのではないだろうか?
…という事で、昨日の続きで、川辺川のきれいな水がヤマセミの画像にどれだけ違いを表しているかをご覧いただけると嬉しい。
川辺川は川幅が狭い部分が多く、大きな岩や石がゴロゴロしている。
同時に両岸が崖に成っている所も多く、川底は泥ではなく砂利や砂が多い。
したがって、流れが激しくとも泥が巻き上がらず、透明度が非常に高く南の海のリーフの中のような水の色をしている。
その岩の間をぬってヤマセミが飛び交う。
両側が崖の部分では水面に陽が当たる時間が少ない。
この流れの水の色の違いこそ、球磨川本流と川辺川の環境の違いで一番大きな事なのだ。