筆者も生まれる前の話だが、国の発表はいつの世も作為的でいい加減だという。太平洋戦争時「大本営発表!」で唯一正しかったのは開戦日の「大本営陸海軍部、十二月八日午前六時発表。帝国陸海軍は本八日未明、西太平洋においてアメリカ、イギリス軍と戦闘状態に入れり。」だけだったという。ちなみに7年後昭和23年のこの日は筆者の誕生日だ。
だから、手放しで「コロナ禍もやっと終わりそうだ・・・。」等とTV報道を見ただけでノーテンキに考える人は殆どいないだろう。ちょっと例えが良くなかったか?失敬。
そんな中、自粛中広くステイ・ホームと言われているのに、用あって外出する人を事情も確かめず「何で外出する?」とSNS上で非難したり、医療・病院関係者を「コロナ菌保菌者に違いない」とのけ者にしたり公共の公園などから締め出したりする「コロナ警察」「自粛警察」があちこちで発生し人間関係を混乱させ始めている様だ。
理由があって自粛できない人々を迷惑顔で「やーね、怖い怖い」と、まるで感染者のように仮定して非難する「短絡的で無知な井戸端会議の人々」がこれ以上増えないことを願っている。
敵は人間ではなく、あくまでコロナ菌だ。感染するのはどんなに用心していてもある面未知の病原菌だけに仕方がない事、不幸にも感染してしまった場合、その人だけの重大責任なのか?そんなことは無いだろう、もしそうであれば治療に当たっている医者や看護師感染をどう見るのだ?それほど用心する立場の人でも感染するほど今までの感染菌とは違うという事なのだ。
三密のパチンコ屋で感染したケースと、動けない高齢者をサポートする施設での集団感染を一緒くたにして「感染可能者はあっち行け!」の差別・非難・攻撃は良い訳が無い。
いずれ全人口の半分以上が罹って、各自に抗体が出来れば徐々にウイルス禍は収まりウイルスと人間の共存が安定するとも聞いた。感染しても発症しなければ大きな影響は無いのだ。繰り返すが、新型コロナウイルスによる感染死の年齢別数グラフは、他の三大疾患や糖尿病その他死に至るすべての重大病とあまり変わらないのだ。
さて、今日は月曜日。暑くなる一週間が始まった!
今日のヤマセミは、咥えた獲物をトビに狙われ、追われて追われて獲物を放棄せざるを得なかった川辺川での野鳥チェイスの生態(前半)をご紹介!
最初はホバリングからのダイブで採餌成功!の場面が始まりだった。少し距離が離れていたのでピンは甘すぎるが、あくまで画像はいつもの通り生態記録なのでご容赦願いたい。
こちらへ向かってのダイブなので来れば来るほどピントがボケてしまう。カメラのピントの範囲は手前側が非常に狭い事、ご存じの通りだ。
見事に大きめの獲物をしっかりと咥えこんだ。
川上へ向かって幅4~50mの川辺川を遡っていった。悲劇はこの後起こったのだ!