2020年5月22日金曜日

川辺川の急流で生きるヤマセミの画像いくつか。  Several photos of the Crested kingfisher living along torrent of the Kawabe-River.

 大阪・京都・兵庫・の2府・1県の非常事態宣言が解除された。首都東京圏に比べ新規感染者数の減少が早かったので当然だろう。しかし幕末に「ええじゃないか、ええじゃないか!」で民力が大きく騒いだ土地柄。士農工商のヒエラルキーが事実上存在せず、秩序・規律に関してはいまいちファジーな生活圏だった関西エリアが、規律に真面目な関東より早く終息したというのには、大きなポイントが二点あるように筆者は思う。

 一つは「儲ける!」という非常に大切な事、この商売に大きな弊害となる自粛・非常事態宣言が、皆に共通の「厄介事」だという事で、関西人全体が精神的に一致団結した事。 そうしてもう一つがその中心に今や日本一の知恵者・吉村知事が存在したことだろう。判りにくい横文字を多用したり、毎日ウエアを変えたりする小池都知事のようにカッコつけず、一途に大阪府民と同じ目線・同じ立ち位置で昼夜メディアに出て情報を発信し続け、関西の団結を成しえた点で、東京都の小池知事に数歩勝っていたと言える。東京都民の眼から見ても、正直羨ましいと思った場面が多い。

 残念ながら、東京は全国から集まった「地方出身者のたまり場」なのだ。その点でいつの間にか大阪のようなまとまりが生まれにくい土地柄に成ってしまったのだろう。一点集中でデカすぎる故の弊害なのかもしれない。

 週明けにも関東エリアも非常事態宣言解除に成るだろうが、コロナ第二波が来るのも関東の方が早いような気もしている。もう、コロナ以前と同じような生活形態は戻らないと思うが、一般民衆がそう思っているか否かでこの先が決まるのではないだろうか?

本来の野鳥ブログに戻ろう!

 雨で寒い日が続く今週だが、近所の野鳥たちの繁殖は順調に進んでいる様だ。


観察を続けているので顔を覚えたのか、平気で真上を通り過ぎていく。

給餌の頻度が高まってきた。親鳥が運び出す糞の大きさもずいぶん大きくなってきた。

 一方、熊本の人吉エリアからヤマセミの繁殖報告はまだ届かない。暖冬で今年の繁殖が早くなるかと思いきや、日々の人吉情報でも繁殖成功のニュースはまだ届いていない。コロナウイルス禍で現地に行けないもどかしさの中、未だ巣立ち情報が無いのも余計イラつき、筆者ストレス増大の原因に成っている。

 今日のヤマセミ画像は、川辺川でも急流部に棲む個体の画像。これも数日同じ時間に同じ場所で慣れてもらっての画像。





急流部は大岩・瀬が多い。こういう場所で水面近くに行くのは大変。事前調査・ロケハンが非常に重要だ。ポッと行ってすぐに撮影できるような甘い場所ではない。