2020年5月12日火曜日

川辺川でヤマセミがトビに獲物を横取りされた!その2。  The Crested kingfisher’s food was stolen by the Black Kite on the Kawabe River ! Part2.

 37.5度が4日間続いたら検査してやる~と保健所での新型コロナウイルス検査に「検査の条件」を造った厚労省の担当大臣加藤勝信が、4日間待っている間に急変死亡した感染者が続出したのを受けて、慌ててその条件を撤廃した。が、その説明の際に「あれは目安であって条件だと思い込んだのは国民側の誤解だ・・。」などと言ったため火だるま状態になっている。

 当たり前だろう?条件だと思ったからこそ守って待っているうちに、急変して死んだ方が続出したのだ。厚労省含め詫びるのが筋だし、加藤大臣は責任を取って辞任退席すべきだろう。それを己が非を認めないばかりか、国民側に非があるかの如く「誤解したのはそっちだろ」と言わんばかりの傲慢な態度、このまま終わるとは思えない。

 いつも偉そうで上から目線でモノを言うので、筆者はあまり好きではないが、テレ朝の玉川徹がいう所の、「そもそも、この内閣は、間違いを認めない内閣ですよ。今までずっと」は彼が言って良いかどうかは別として正しい。言い訳、言い逃れ、データ改ざん、トカゲのしっぽ切り・・あくどい事をやり続けて延命内閣としてきたことは国民皆が知っている。マスコミの報道を話半分としても、筆者もそうだろうと思う。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200511-00000091-spnannex-ent 

 今や安倍晋三君は裸の王様オオカミ少年を足して二で割ったようなものだとみられている様だ。勿論本人はそれに気が付いていない。周りでも無駄だと注意しないのだろう。

 東京・大阪の首長の方が国民から見て遥かに頼れる存在に成っていることは、最近のこのブログで幾度も述べてきたとおりだ。

 こういった国家の一大事の異変時には、やはりトップに立つ人間に天性のリーダーシップがあるか?や、周りに優秀なブレーン、スタッフが居るか居ないかは、すぐに判ってしまう。
 多分安倍晋三君の取り巻きには首相がご機嫌を損ねないようなことばかり言って、立身出世しか眼中にないお馬鹿連中しかいないのだろう。3.11東日本大震災の時、大混乱に陥った当時の民主党政権の酷さと一体どこが違うのだ?

 どうも専門者会議に選ばれたメンバーたちも、政府・内閣の顔色ばかり見る者ばかりのような気がする。プロの医師、感染症の本当の現場の専門家と政府の専門者委員会のメンバーの出す戦略や方針が随分違うので、国民は最近誰の言う事を信じて良いのか判らなくなっている様だ。

 これに加え、国民全員に配るという10万円はまだ手続きすらできない、安部晋三首相が大見得を切った1日2万件のPCR検査など実質半分も出来ていない、検査機は用意できたがマンパワーが足りないからできないなど今頃になって言い訳をする始末。これって大砲2万門用意したが、打つ弾薬が1万発しか有りません!と言っているに等しいだろう?使い物にならないアベノマスクは筆者の周りでは未だ影も形も見えない。

 そうこうしていうるちに、新型コロナウイルス禍の第一波は収まろうとしているではないか?ドロボーに対する縄を編んでいるうちに、目の前をドロボーが歩いて逃げ去りつつあるようなものだ。役立たず!の罵声が飛んでも文句は言えまい。

 毎日ブログの冒頭でこう言ったボヤキや怒りを書かなければ気が済まないのは何故だろう?筆者だけだろうか?こういう気持ちになるのは・・・。


 と、気を取りなおして、ヤマセミの採餌後の物語の続き!

 ホバリングがからのダイブで見事に中型の獲物をゲットし運び始めたヤマセミ!その姿を追って連写し始めたら、ファインダーの右から大きな猛禽類らしき影が追っているのに気が付いた。トビだった。

 手持ちの500㎜望遠でこの二羽をよく追えたなと、あとで自分を褒めた。
これが最初にファインダーに黒い影が入り始めたカット。





筆者はファインダーを見ながら、このあたりでトビが追っていると確信した。


 追い詰められたヤマセミは川辺川の狭いながらも水量が豊富なエリアで川の中央部へターンし始めた。本能的に水のある場所へ水遁の術で逃れようとしたのだと思う。後で考えたのだが・・・。