回転寿司店や北九州のうどんチェーンで行われた各種悪戯動画のネット発信に対して、店側が断固たる姿勢で対処しているのを見て、「世の中これじゃなきゃイカン!」と思った。
公共施設での、しかも飲食店での衛生上非常に問題のある行為は「いたずら」のレベルを越えて言語道断。
小学校の教育から「道徳」の授業が無くなって久しい。実際はカリキュラムにはあるが授業としてきちんと行わない所が殆どだという。理由は、そもそも「道徳」たるものは家庭で親が教えるもので、学問を教える学校の授業で行うものではないとする教育者が多いからだという。
この大馬鹿者め!と怒鳴りつけたい気持ちだ。今の世、いったい何処にきちんと子供を躾けている親が居るというのだ?
学校で先生に叱られた・・場合、昔は「なんで先生に叱られるような事をしたのだ!」と家に帰って「親の顔に泥を塗るようなことをするんじゃない!」とW(=ダブル)で怒られたものだ。
しかし今はどうだ?今のバカ親たちは自分が育てそこなった不出来な子供を連れて、子供を叱った学校の先生にねじ込んで虐待だの差別だの文句を言うというじゃないか?きちんとした親は今や全体の10%も居ないという。TVメディアも何故か学校や教育者を悪者にしたがるように思えて仕方がない。
こうした、子供・生徒にきちんと公共施設での行動の躾けや、マナー、道徳を教えない親や毅然とした態度を示さない学校の教育者の「怠慢」がこういった現象を生み出しているのだと思う。学校の規則(鹿児島など地方には未だに常識的でないケースも多々ある様だが)ルールに従わない「悪ガキ」はきちんとした他の生徒・子供たちの為にも退学処分にしていいはずだ。成人の日の北九州の新成人たちのバカ騒ぎなどもこれと同じだ。かっての暴走族も同様。
これらに輪をかけて、無能・無知な文科省官僚主導で行われた「ゆとり教育」などというファジーな教育をしたため、周りの空気を読まない、自分勝手、唯我独尊をユニークとはき違えた子供が増えた結果、こういったウケ狙いの自己アピール行動が生まれ始めたのだろう?
なおかつ仲間から認めてもらいたい、世間から褒めてもらいたい・・が故のネット発信に成るのだろう。ネット情報拡散が仲間だけではなく世の中にどんどん無制限に広がった際の結果や反動を予測できない「無知」がそうさせていると思って良い。
円周率3.14を3で計算させたゆとり教育だ。大体円周率3じゃロケットは月へ行けない!
こうしたバカ騒ぎ、周りへの迷惑を考えないウケ狙いの悪戯は徹底的に叩くべきだと思う。謝れば許してもらえるだろう、済むだろうと思う安易な生き方を徹底的に懲らしめるべきという店側の一連の対応にエールを送りたい。実名(氏名・学校名)を報道しても良いのではないか?信賞必罰大賛成だ!
今までが甘すぎたのだ、特にメディア!「こんなことやってますよー!」的なネット情報をパクったTV報道ばかりで厳しく糾弾しない。
潮干狩りのアサリ不法採取、逆にアサリ産地偽装問題、ゴミの不法投棄、立ち入り禁止の堤防で釣りをする太公望。いずれも「せんせー!○○ちゃん、こんなことしてますよー!」的な言いつけ報道にすぎない最近のTV報道。それを止めさせるための方策やなくす努力は一切しない。(=出来ない)
台風の時、未だ上陸前、嵐の前の静けさで風も雨も大したことないのに木の葉が激しく揺れている部分をことさらアップしたり、排水溝に流れ込む水流を寄ってアップしたりしてさも台風で大変な事になっているように演出する・・これだってフェイクだろう?日本のTV報道は滅茶苦茶オカシイと思う。
時の首相の息子がどうのこうの、お土産がどうの・・などは寄ってたかってしつこく報道し諫めるくせに、あれだけ東京オリンピックで利権を駆使したはずの大物自民党首相経験者の事は追及しない。
更にはこういったネットで得た情報の飲食店悪戯は諫めようとしない。逆に次々模倣犯を生み出すような事ばかりやっている。
それにノリたい、放送されたい馬鹿者が「我も我も!」と輪をかけた騒ぎを起こす。渋谷のハロウィン騒ぎ、サッカーに日本が勝った時の騒ぎ、皆同じで導火線に火をつけ、更に油を注いだのはすべてTVメディアだ。
コロナ過のマスク問題、ワクチン問題、今になって手のひら返しの報道が始まっている。1年前、2年前TVメディアは何と言ってた?玉川徹はテレ朝モーニングショーで一体何と言っていた?思い返してほしい。マスク絶対、ワクチン絶対!と言ってなかったか?
それに輪をかけてスマホによる情報拡散の速さ!今や恐ろしい時代になってきている。海外メディアの報道では、世の中の情報の50%以上がウソ情報・フェイク情報になりつつあるという。個人個人が自己防衛体制で情報源のウラ取りをしないと長生きが出来ない時代に突入していると言って良いのではないだろうか?
いまや猿もスマホを使う時代と言われ久しい!このままでは人間、猿以下になりかねないのでは無いだろうか?・・・もうなっているか? この項、続く。