何が何でも2020TOKYO OLYMPICSをやるんだ!と狂ったように暴走する菅政権・我が国政府のご乱行に全国民、世界のメディアが呆れかえっている。
ついには、感染症専門集団「=政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会」の厳しい提言を政府のやろうとしている事に邪魔だから・・と、割に国民に人気のある田村厚生労働大臣までが「単なる私的な研究成果と認識」と無視しだし、政府のやる事に都合の良い専門家の「ご意見」だけを重用しようとしだしている始末。
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2021/06/05/kiji/20210605s00042000047000c.html
これではあまりに専門家に対して失礼ではないだろうか?政府に都合の良い事はそのまま聞く、都合の悪い事は無視する・・。そのまま進んで大失敗してもどうせ責任など絶対に取ろうとしない我が国の政治家たちなのだ。
真剣に、2020TOKYO OLYMPICS開催によるさらなるパンデミックを心配している感染症専門家たち、医療関係者たちがいつケツをまくるか見ものだ!
いったい何がどうなっているのだろう?
単なるオリンピックの興行胴元IOCは開催国の政府・首相が何を言おうと、世界中のメディアがどう非難しようと、言う事を聞かず、上から目線で高圧的に何でもかんでも強制・強行できるというのは一体何なんだ?
それを鋭く非難する世界のメディアの前で、まったく非難しない我が国のメディア・マスコミ、更にはそれを野放しにする我が国のオリンピックスポンサー企業たち・・。一体日本という国から正義は何処へ行ってしまったのだ?
同時に思うのは、これだけ自分たちのお客である日本人へのIOCの無礼行為・無法を野放しにしているオリンピック・スポンサー、企業たちのダンマリだ、良いのかこのままで?
スポンサーでありながら協賛しながら、このままでは今後どんどんスポンサーイメージが下がる一方なのだが・・。同時にこのまま静観している様では菅総理・政府のやっている「国民の命よりオリンピックが大事」という事を認める「国民に呆れられる同類の裏切り者」というレッテルを張られても文句は言えまい?
スポンサーとしてのイメージダウンを防ぐ、あるいは消費者からの好意度向上の利益確保の為にも、2020TOKYO OLYMPICSを中止せしめるスポンサー連合の行動があってしかるべきではないだろうか?
此処で改めて、2020TOKYO OLYMPICSの公式スポンサーになっている企業一覧をご紹介したい。これはオリンピックの公式HPに出ているので、情報公開されているものだ。あの恥ずかしい問題だらけの聖火リレーの一団を見物した方々はよくご存じだろう?
http://yamasemiweb.blogspot.com/2020/03/2020-tokyo-baby-boomers-have-said-that.html
しかし主要既存メディアは、今起きつつあるこれらの重要な状況を正面から報じようとしない。それは自分たちも、2020TOKYO OLYMPICS主要スポンサーたちも、メディア企業自身にとって普段から自社の媒体スポンサーだからなのだろう?
繰り返すが日本の大手既存メディアには、時の権力や金の力にも屈しない「事実・真実を世の中に伝えよう」・・とするジャーナリズム精神・プライドなどはこれっぽっちも存在していないようだ。随分前からの事だろうが。