いきなり梅雨に入った途端、大雨で熊本県では既に行方不明者が出ているという。昨年の球磨川豪雨災害で大打撃を受けた人吉市でも、関係者の想定より早い雨季の到来で、復旧作業が間に合わず危機感一杯だというが、・・・少し首をかしげてしまった。
元々、市の中心部の殆んどがハザードマップで球磨川の洪水時けっこうな浸水エリアであるにもかかわらず、昨年の教訓を生かしていない様な気がする。
今年の雨季もまったく同じ状況に成った場合、町内会あるいは各自治会・学区で、何処そこの住民はいつ何処へどの段階で逃げるべきか、避難訓練や非難方法に関しての研究や検討を昨年災害以降すぐにしてこなかったのだろうか?
筆者はこのブログで東京ゼロメートル地帯の水害対策に関し、住民一人一人がどのように命を守るかレポートしたが、人吉市ではそういう他地域の研究や効果測定を実際にはやっていなかった様だ。
例えば、何処そこの住民、家族6名は20m離れた5階建て○○ビルの最上階の災害用品備蓄室へ・・。あるいはどこそこの住民は○○マンションの空室へ・・。などと細かく対策が出来ていると東京下町の避難準備体制レポートした。まあ個人の野鳥ブログでいくら書いてもどうしようもないのだろうけれど残念だ。
ヤマセミで大変お世話に成っている人吉市には、二度と昨年の様に死者やけが人病人を出してもらいたくないのだが・・・今年も気が気ではない雨季が来た。
昨年の7月4日から5か月の間は目の前の片づけなどで具体的に先への対策が何もできなくても、年が明けてこの3月~5月くらいには、迫り来る雨季に向かって実質的な避難訓練を行って良いはずなのだが・・・。
今頃になっても、まだ懇談会などをやっている様では、同じことを繰り返すだろう。当の昔に避難訓練が行われていなければ尊い命など守れまい?
例年より2~3週間も早く梅雨入りした日本列島。五月晴れを大して楽しむ暇もなく雨季に入ってしまった。こうなると日常の野鳥観察ではなく潮の香りで一杯の有明海最奥部の東与賀干潟=大授搦(=だいじゅがらみ)の画像を再度チェックしてご紹介してみたい。
有明海名物ムツゴロウ漁の潟スキー!これを観るだけでも最高の干潟!出て来る野鳥はこちらのサイトでご確認ください。佐賀県さんのサイトです。