大物を咥えて飛び上がる際に獲物の重さに思わずよろけてしまったカワセミ君!やっと食事場所まで獲物を持ち帰ったが、手こずること数分!普段の食事の5~6倍の時間をかけてやっと飲み込んだのだった。
今日はその食事の模様のレポート。
まずは、獲った獲物を誰かに横取りされないように、壁を背負って前面からの横取りに備える。ヤマセミの場合はトビとカラスが主な敵だが、都会のカワセミの場合はカラスだけだろうか?近所の猫がカワセミごとかっさらいに来たりするかも。
今までの観察でこの池にはメダカクラスの魚しかいないものと決め付けていたのだが、初めて見る余りの獲物の大きさ(カワセミにとってだが・・・)に撮影者も驚いた。
カワセミ、ヤマセミの類は先天的DNAに、獲った獲物は岩に叩き付けて骨を砕き、完全に息の根を止めてから頭から丸呑みするというプログラムが織り込まれている。
だから、其れまで一度も大物を獲ったことが無くても、初めての大物相手にでも「叩き付け」の手順は踏めるように成っているらしい。
獲れたばかりの魚はまだ暴れまわっている。
まだ骨もしっかりしているので咥えても間横一文字に成る。わざわざ見せつけてくれてありがとう。
これを振り上げて・・・、
コンクリの角にぶつけて骨を砕く。
数回これを繰り返すと、息の根も絶えグニャっとなる。
完全にノビタのを確認して、頭から丸呑みに・・・。
大物の場合はいつまでも尻尾が出たままだったりする。