武蔵野公園、野川公園、大沢の国立三鷹天文台付近まで野川は左岸に沿ってハケ線の崖、河岸段丘を背負っている。この斜面にある森林帯に意外な野鳥たちが営巣している。
オオタカ、ツミ、アカゲラ、アオゲラ、コゲラ、カケスなどがその代表的な種で、野川の水辺とはまた違った世界を形成している。従って野川流域を探鳥徘徊する場合、足元から上空まで首の運動を繰り返すことになるので、団塊世代のアウトドア志向の爺にとっては健康上最高の環境と言える。
一旦、国際基督教大学に西側で敷地が接している我が家を出ると、2~3時間は歩き続けるので1万3千~1万7千歩ほど歩くのは普通だ。
今日は野鳥ファンにも人気の高いアカゲラの飛翔シーンを特集してみた。奥日光や八ヶ岳山麓、霧ヶ峰の八島湿原では見通しが良いので飛翔中のアカゲラを撮影するのはさほど難しくないのだが、樹木が密度高く生えている野川流域の森林部ではなかなか綺麗に追えないのはご容赦願いたい。
夕陽の鋭い光の中、手前へ飛んで来たので少々慌てた。
重たいカメラに長い望遠レンズを付けるより、70~300mmを半分ほどでノーファインダーで素早く後を追えれば、入っている可能性が高いと思う。