肉食系野鳥の中でも最も気が強く、荒いあのヤマセミを観過ぎたせいかもしれないが、きょとん?とした顔つきで一部には高い人気を持つ野鳥だ。
もう一つ、団塊世代であれば覚えていよう、小学校時代のお祭りの縁日や市場(小倉の旦過市場に在った)でこのヤマガラのおみくじ引き。平安時代から日本に在る世界的にも珍しい伝統芸能だ。
しかし、鳥獣保護法制定による捕獲の禁止、自然保護団体、野鳥団体による反対運動、メディアへのアピールなどでこの伝統芸能が廃れてしまった。 ヤマガラ自体ヒナから飼育・調教されたモノだろうし、餌もきちんと与えられている。大自然の中で生息しているヤマガラと比べて可哀想だ、虐待だと一方的に決めつける自然保護団体や野鳥団体の行動を筆者としては非常に残念だと思っている。
芸をするヤマガラが可哀想だというなら、井の頭自然教育園の檻の中で見せ物にされているコガラやアオゲラは可哀想ではないのか?風切り羽を切られ飛べなくされているコウノトリは一体何なんだ?勝手なものだ。
動画で観られるヤマガラのおみくじ引き・伝統芸能
https://www.youtube.com/watch?v=nYDa9gK7TGQ
今日のヤマガラは北九州小倉の足立山の赤松林の個体で、冬に備えて木の実を蓄えている最中と思われる。
何の実だか判らないが、せっせと運んでいた。