意外にこのルリビタキには全国で出遭っているので、そう狂喜乱舞でもなかったが、50カットほど撮って振り向いたら20名ほどが大きな壁を作っていて驚いた。その三分の一がスマホで撮影しようとしていた。東京とはそういうところなのだ。自分で開拓・開発しないで、人が群がる所に集まって来る。野次馬が千二百万人住んでいるような感じだと思っていただければ間違いない。
オリジナリテイを追求したり、自分で発見する努力をしないで済まそうという、選択・チョイスだけで人生を生きていこうとする人種が集まっているのだろうか?そうでなければラーメン屋や蕎麦屋、カフェに列を作って無駄な待ち時間を送るようなことはしないだろう?皆さん余程自分の味覚、感覚に自信がないのだろう。
ルリビタキは武蔵野の大学キャンパス、公園の雑木林、八ヶ岳山麓、奥日光、などで散々眼にした。冬の野鳥の代表格だろうか?
周りに誰も居ない時に眼の前に現れてくれたルリビタキ君。
何度も生垣から出てきては愛嬌を振りまいてくれた。
周回路の鉄柵アーチがお気に入りのようだった。
低潅木にも盛んに留まって
移動を繰り返していた。
あまりの見物人に驚かされ、適当に撮影して場所を譲ってその場を去ったが、いつまで居るのだろう。都心の公園だから必然的にこうなるのだろう。野鳥の方も適当に人間が居る方が安心感があるのだと推察する。なんとかの野鳥の森・・より余程都心の公園の方が野鳥は多いかもしれない。
1月7日に東京ど真ん中「100年の森」で出遭ったオオタカの動画をYouTubeにアップした。
コンパクトデジカメ、しかも三脚も使わずフリーハンドで撮影したので見難いが、是非ご容赦を!
「100年の森のオオタカ」 https://www.youtube.com/watch?v=VIXfWtapO1Y